■産地:ドミニカ共和国/バラホナ
■プロセス:ワイニーナチュラル
■標高:700-1400m
■品種:ティピカ
華やかで円熟したフルーツ感とカカオやトーストナッツを思わせる余韻が一つで2度おいしい。
落ち着いて自分の世界に入り込みたい時や気分を明るく切り替えたいときにおすすめ。
《ワイニーナチュラル》
砂糖を必要としないコーヒーをコンセプトに作られたコーヒーは、真っ赤に完熟したチェリーを一粒づつ手で摘み取るところから始まります。その後、夾雑物を取り除いたのち、小屋に運んでじっくりと乾燥させます。小屋の屋根は日光の差し込みが少なくなるように調整されており、そこで目標の水分値になるまで約40~45日間かけてチェリーを乾燥させます。通常、ナチュラルプロセスの乾燥は10日~14日間程度で行われますが、倍以上の時間をかけることで内部の発酵が活発に進み、ワインのような独特なフレーバーが生まれます。
《豊かな自然がもたらすコーヒー》
こちらの農園さんはバラホナ州(ドミニカ共和国の南西)に位置します。山と海が恋人のように寄り添ってつづくバラホナ海岸には数百本の川が注ぎ込んでいます。バラホナという地名は、植民地時代にスペイン人のバラホナ伯爵がここに留まったことに由来するそうです。また、サントドミンゴ島のスペイン領地に初めてコーヒーがもたらされたのは1735年頃のこと。まさに、バオルコ山脈の東部、このクロップの栽培エリアに持ち込まれたといわれています。
《自然を守りながら作られる》
現地の年間平均気温は26°Cで、年間平均降水量は655〜2,296mmです。この地域には、緯度(ジャマイカブルーマウンテンと同じ)とカリブ海から吹き込むそよ風の近接性の影響によって生まれた寒暖差により、果実の熟成が長くなり、非常に独特な風味が生まれます。地域農園では手作業による雑草の防除やシェードツリー光度(日光入力の 70%)の調整、有機肥料としてのコーヒー果肉の使用との完全なバランスなど、高品質のコーヒーが育つ環境が整えられています。
コーヒーの果肉は産業廃棄物として現地の環境汚染にもつながっており、この取り組みで豊かな自然を守りつつおいしいコーヒーを生産するという取り組みがなされています。
■品名:コーヒー豆
■内容量:150g
■テイストノート:トロピカルフルーツ、赤ワイン、カカオ
■ロースト:浅煎り
※挽き売りの場合は備考欄にお願いします。
※ご注文確定後に焙煎し、発送いたします。お手元に届くまで1週間以上かかる場合がございます。お急ぎの場合は、事前にお問い合わせください。