1500年の歴史を持つ塩田から作られる海塩
生産者「La Salorge de la Vertonne ラ・サロルジュ・ドゥ・ラ・ヴェルトンヌ」は、フランス西部ヴァンデ県は大西洋岸に位置するオロンヌ島の湿地帯にあります。2005年創業、2人で生産・販売をしているとても小さな作り手です。創業は最近ですが、塩田はなんと1500年も前からあるもの。1960年代に塩作りが絶えてしまったそうですが塩作りに魅せられた彼らが再開発して復活させました。
塩田からできた塩は地元の朝市などで販売されるほか、チーズ職人や塩キャラメル屋さんなどで使われるなど、まさに地産地消。(フランス国外での販売はポルコバッチョだけ!)子供たちにも昔ながらの塩田を知ってもらうための体験学習なども行っています。
-----製造方法-----
利用するのは「太陽と風の力」だけ。塩田に海塩を引き込み、太陽と風の力で濃縮していきます。あとは手作業で出来上がった塩の結晶を収穫していきます。まさに海と自然からの恵み物なのです。
こちらの商品は、粒が大きめの粗塩です。白〜灰色がかった色は土質によるものです。北のほうに行くともっと濃い灰色になり、逆に南のほうだと黄色っぽくなります。ミネラルを感じさせる複雑なうま味の後に甘みが感じられ、口の中にはその余韻がずっと残ります。
粗塩なので粒は大き目ですが、サクサクとした食感が楽しく、また旨味たっぷりの塩味がとても美味しいので我が家ではそのままサラダなどに振りかけて食べています。(本場フランスでもそのようにして食べるそうです)
私は梅干しと味噌作りに使ってます。
★この塩はフランスのオーガニック認証機関「NATURE&PROGRES」認定商品です。
※ご注意:La Salorge de la Vertonneの塩は洗浄や精製などの加工処理を一切していませんので、石や粘土、海藻類が混入している場合があります。また、海水を原料としているため湿気で固まる場合があります。
※塩は長期保存が可能な食品のため賞味期限の表示義務が無く、生産者は賞味期限を設けていません。
お味噌作りや発酵食品作りにどうぞ!