■産地:ブルンジ/キビンゴ
■プロセス:ハニー
■標高:1893m
■品種:ブルボン
柔らかに差し込む午後の日差しと
金木犀のように華やかな
リフレッシュにぴったりの一杯。
《高品質なコーヒーが生まれる背景》
カヤンザ地域のコーヒーの品質が良いとされる由来は、ナイルの水源とも言われている豊富で純麗な水資源が大きく寄与していると言われています。特にこの周辺で生産されるコーヒーは、古くから高品質なブルンジコーヒーの代表格とされてきました。この地で生産されるコーヒーが持つ明るくフルーティで繊細な甘さといった代表的な風味特性は、生産処理における豊富で清潔な水資源に支えられ、クリーンカップを達成していると考えられます。
世界の中でも最貧国とも言われるブルンジにおいて、コーヒーを通じて未来を繋げていきたいと願い、高品質なコーヒーを通じて生産農家の生計をサポートできるように、収穫や生産におけるレクチャー、それに伴う買い付け価格の評価を充実させて、品質向上と農家の収益向上を目指しています。
《3500人のファーマーと共に》
こちらのウェットミルは川を渡る為の大きな丸太の橋がある事で知られています。その川の周囲には河川の浸食を防ぐために葦(アシ)が植えられていますが、このアシを意味する現地語(KIBINGO)からステーションの名前が名付けられました。
ここには、周辺の18集落に暮らす約3500名のファーマーが生産したコーヒーが集まっています。COEでも毎年の受賞、2017年には1位を獲得するなど、高い標高の恩恵を受けた素晴らしい風味と安定した品質が世界中で注目を受けています。
《ハニープロセスへの挑戦》
現在新たに取り組んでいるのがハニープロセスへの挑戦です。コスタリカへ視察した際に、このプロセスを学んだのがきっかけと言います。彼らは、ブルンジコーヒーの持つ、フルーティで繊細な風味を最大限に活かす事ができると、このプロセスに大きな可能性を感じたそうです
まず他のプロセス同様に持ち込まれたチェリーを熟度の高いチェリーだけ再選別します。その後、果肉除去まで発酵が促進されないように冷涼な水を張ったタンクにチェリーを移し翌朝まで保管します。そして、翌日果肉除去を行うと直ちにアフリカンベッドまで運ばれ、乾燥工程に入ります。
ミューシレージ(種のまわりの果肉)によって豆同士が固まらないように、また均一な乾燥を可能にするためにもテーブルに対して広げる豆の量をウォッシュドに比べて1/4程度に抑えるように工夫しています。それでも乾燥時間は僅かに長く15日前後要します。
ミューシレージの成分を活かすハニープロセスは、予想以上に繊細さを要求するものである一方で、今までのブルンジコーヒーには無い風味を有しています。
オルトコーヒーロースターズの豆は雑味がでないように焙煎している為、二煎目を楽しんでいただけます。
→ https://youtu.be/AL6yhHC6DNw
■品名:コーヒー豆
■内容量:150g
■テイストノート:ブラッドオレンジ、ハニー、グァバ
■ロースト:浅煎り
※コーヒーを挽く場合は備考欄にご記入お願いします。
※ご注文確定後に焙煎し、発送いたします。お手元に届くまで1週間以上かかる場合がございます。お急ぎの場合は、事前にお問い合わせください。
《コーヒーは煎りたてが一番美味しいというのは間違い》
・コーヒー豆はなぜ膨らむのか科学的に解説
→ https://youtu.be/3ZhiiJ2Bv7s
・新鮮なコーヒーが美味しいと言われるのはなぜか
→ https://youtu.be/IXLXd7QydQY
《シンプルで美味しいコーヒーの淹れ方》
・ホットコーヒー
→ https://youtu.be/fO4noXbKxcc
・アイスコーヒー
→ https://youtu.be/Zw065LsLKIQ
・エアロプレスでエスプレッソ
→ https://youtu.be/1Q_4MN4x6h0